店舗網が魅力のみちのく銀行

みちのく銀行の展開と将来

みちのく銀行は合併してから青森県外においても店舗を設置するようになり、営業拠点を広げてきた銀行です。また、みちのく銀行は、海外にも店舗を増やすなど、青森の地方銀行といった枠を超えた展開をみせてきた銀行です。

たとえば、みちのく銀行の店舗においては、ロシアのモスクワにみちのく銀行を作っています。これは、比較的にリスクの高い地域において銀行業務をはじめた地方銀行としては大きな活躍を見せてきました。さらに、モスクワ本店やユジノサハリンスク支店、ハバロフスク支店を設置しています。

また、海外において、みちのく銀行は上海、武漢に駐在員事務所、香港現地法人などを設置するなど、地方銀行でありながら大きな店舗政策を行なってきました。

しかし、最近は、ロシアにつくった銀行をみずほコーポレート銀行に営業譲渡し、香港法人を解散しています。そして、ニューヨーク駐在員事務所の閉鎖などが行われるようになり、海外に展開してきた事業においては縮小が見られるようになっています。

国内では、地震で被災した仙台支店がビルの2Fに移転して空中店舗となり、北海道函館では、函館支店や八戸支店を営業部に昇格しています。他でも店舗外ATMの設置などが行われるなど、みちのく銀行は、海外業務を整理する代わりに青森以外の国内店舗を増やしています。

このように、みちのく銀行では、最近、ATMの設置、他行とのATMの提携により、新たな展開を見せるようになっているのです。また、近年では、ATMの稼働時間の延長を図り、利用者の増加に努めたり、店舗の整理統合を行なうことによってコスト面の改善に心がけています。

そのようなことから、海外業務撤退後、国内営業に力を入れるようになったみちのく銀行は、将来、北海道から関東まで展開していくことが期待されているといってよいでしょう。